私は偏頭痛持ちである。月に一度は何かの拍子に痛くなるので、頭痛薬は常備している。閃輝暗点も一度だけだが、見たことがある。その時は20代で実家におり、キラキラ&ギザギザのものが急に見え出して、とても怖かった。母に「キラキラの変なものが見える」と言ったら、「それ、しばらくすれば消えるから大丈夫」と言われ、安心したと同時に「あんたの遺伝か」と思った。母の言うとおり、キラキラ&ギザギザは視界の中心から円を描いて外へ広がり続け、しまいには見えなくなった。
余談だが、この閃輝暗点については、自分の厨二病的な部分を刺激され、つい書きたくなってしまう。閃輝暗点というこの名称自体が、非常に厨二心をくすぐると思う。闇系キャラの必殺技感が漂っている。ただ、毎回見えるような人にとっては、厨二心どころか恐怖心を煽られるものかと思う。(閃輝暗点の後には、猛烈な頭痛発作が待っている)
話を戻して、頭痛薬を飲んで効き始めてくると、とてもポジティブに活動的になると感じる。
先日もうたた寝から起きた後に頭痛が来てしまい、頭痛薬を飲んだ後は家の片付けやフロントエンド開発の勉強にも力が入っている。
自分がネガティブだと感じる時は、頭が痛くなくても、頭痛薬を飲んでしまいたい衝動に駆られるぐらい、全く違う。プラセボではなく、長年、偏頭痛および頭痛薬と付き合い続けて自分が体感した結果、と自負している。
逆に先週、処方してもらった花粉症薬は全く私に合わなかった。寝る前に一日一錠だけ飲むタイプの薬だが、飲むとなかなか寝付けなくなる。2時間ぐらい布団の中で悶々としてやっと寝られる。しかも起きている間は体がだるく、ネガティブ思考満載となる。お腹の調子も悪く、飲んだ翌日から下していた。
その花粉症薬の服用を止めると、またすぐ寝付けるようになったが、ネガティブ思考と体のだるさはどうにも変わらない。花粉症薬のせいではなく、ただのPMSかと思い始めたが、先日のうたた寝からの頭痛薬服用でそれがすっかり、なくなった。頭痛薬が効いている間はMAXポジティブで、それが過ぎた後もMAXではないが、ポジティブが続いている。生理が近い時期だと言うのにだ。
そこから思うに、花粉症薬に神経伝達物質が分泌される管もしくは穴が狭まるような作用があって分泌が少なくなり、頭痛薬は逆にその管もしくは穴が広がる作用があって分泌が促進された。しかも、その管もしくは穴は一度狭まったり広がったりすると、なかなか元に戻らない性質があるのかもしれない。弾力性が失われている状態というか。これは自分にだけ当てはまる話かもしれないし、その他の要因も相まっているかもしれないが。
元々、メンタルが貧弱かつ物事に敏感な性質のあまり、すぐにその辺りにダメージを受け、ネガティブモードでいることが多いので、神経伝達物質が分泌される管もしくは穴は、狭まっている状態の方が安定している気もする。だが昔、そんな自分でも自己肯定感が高く自信満々でいられた期間が何年かあり、結婚前がピークだったが、結婚生活によって失われた。
失われてしまったのは、夫のせいでもあるが、自分のせいでもある。そして、この夫と生活を共にしなければ、自信は失われなかったろうが、頭の中の半分お花畑状態からも開放されなかった。結婚前に私が持っていた自信は、半分は実力に基づく確かな自信だったが、半分は幻想に基づいた偽りの自信だった。そこに気付けたことは本当によかった。私はこの夫と結婚したことを後悔してはいない。離婚することにはなるが、得るものはたくさんあった。何よりわが子という、何にも変えがたい素晴らしい宝物も得ることができた。
また話が逸れてしまったが、薬なしで自信が持てる人間になるには、以下が一番だと思う。他サイトからの引用になる。
“最新の研究では、何かの物事に対して深くそして努力して成果や報酬が出た際には脳内にドーパミンが放出されることがわかっている。”
(ドラッグなしで脳内ドーパミンを増やす10の方法! お手軽に幸福感が超絶アップ、人生が変わる! より。TOCANA内の記事なので、サイドバーや関連記事などの画像は閲覧注意のものが含まれるかも。)
今はフロントエンド開発の勉強を継続することが大事。そして、頭痛薬なしでもポジティブでいられる人間になることが目標。それによって感性が鈍る可能性もあるが、私は必要以上に敏感なのでそれを和らげた方がいいと思う。それと、花粉症薬はどうにもならないので、違うものに変えてもらうことにする。